ヒスイの豆知識

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    「ヒスイ」とは?

     世界最古の宝石で、ヒスイ製の勾玉には不思議な力があるとされています。
    皇室の三種の神器の1つである八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)は、糸魚川産のヒスイ製大珠とも言われています。
     ヒスイの聖地である糸魚川で、幸福や繁栄の象徴として珍重されたヒスイは、古くは縄文時代から、また、北は北海道から南は沖縄、さらに朝鮮半島まで渡っており、糸魚川のヒスイほど広い範囲で運ばれた石は他にはなく、貴重な石であることがうかがえます。
     日本最古の物語「古事記」に、糸魚川地域を治めていた奴奈川姫が登場しますが、大国主命(おおくにぬしのみこと)にプロポーズされた奴奈川姫もヒスイの霊玉を身にまとい、ヒスイが持つパワーを利用したのかもしれません。

    奴奈川姫
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    「ヒスイ」の色

     ヒスイ輝石という鉱物が主体で、緑色が代表的な色ですが、元来白色や灰色です。
     その他、紫、青、黒などありますが、色は鉄やチタン、石墨などが含有・沈着することで様々な色が生まれます。

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    「ヒスイ」の硬さ

     モース硬度では6.5~7で、細かい結晶が絡み合うようになっており、壊れにくさはダイヤモンドを上回ります。

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    その他

     糸魚川の「小滝川ヒスイ峡」は、国内で初めて見つかったヒスイの産地で、およそ5億年前にできたと考えられるヒスイの原石を間近で見ることができます。
     「小滝川ヒスイ峡」と「橋立ヒスイ峡」のヒスイは、国の天然記念物に指定されており、両ヒスイ峡での岩石の採取は禁止されています。

    小滝川ヒスイ峡